全国通訳案内士はどんな資格?難易度とおすすめの勉強法

全国通訳案内士とは、外国人観光客に日本の文化や習慣を外国語で案内する仕事に役立つ国家資格です。

近年合格率は下がってきていますが、難易度としては国家資格の中でも中級クラスです。

主に観光業で活躍できる全国通訳案内士の試験に合格するためのおすすめの勉強法についてまとめます。

目次

全国通訳案内士の試験は幅広い分野から出題

全国通訳案内士の試験は一次試験(筆記)と二次試験(口述)に分かれており、言語に関する深い知識だけでなく文化や歴史、一般常識といった幅広い知識が問われます。

ただ日本の文化・習慣を観光旅行にやってきた外国人に説明できる外国語能力があるだけでは不十分です。

日本の地理や歴史、社会人としての一般常識やマナー、観光客案内を実際にそつなくこなせる実務能力など幅広い分野で基準をクリアすることが全国通訳案内士の試験合格の条件になります。

英検2級程度からが学び始めの推奨ライン

英語だけでなく、様々な外国語での試験が行われます。英語を選択する受験者が最も多いですが、ほかにもフランス語、ドイツ語など様々な言語で受験する人もいます。

全国通訳案内士の試験合格に向けた勉強を開始する推奨ラインは英検2級程度です。

このくらいの英語力に満たない場合は、まずは英検2級合格に向けた勉強を始めましょう。

通訳として通用するためには、英語の読み書きだけでなく聞く、話すといった技能も必要です。

オンライン英会話での訓練は英検2級合格や通訳案内士の試験対策としても十分役立ちます。

通訳案内士になるためのおすすめの勉強法

通訳案内の仕事は外国語での読み書き、聞く話すの四つの技能が優秀なだけでは勤まりません。幅広い地理、歴史、文化にかんする知識に加えて人間としての優秀さも試験で問われるポイントです。

実際に仕事を開始した場合でも困らないよう、言語以外にもさまざまな勉強が求められます。

そのため、専門の学校にかよって切磋琢磨しながら学ぶのが最適な勉強方法になります。

自宅での独学、オンライン英会話での勉強だけでは通訳案内士試験に合格するのは難しいでしょう。オンライン英会話も補助的な自習手段のひとつとしては十分役立ちますので、通学と合わせて検討してみましょう。

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